東洋棉花株式会社 NY定期綿花相場

2024年4月24日水曜日

NY FUTURES APRIL 23,2024

ICE No. 2 Cotton

April 23, 2024

Open High Low Settle Change

May '24 80.00 80.81 78.13 80.22 +18

July '24 82.50 82.96 80.63 81.72 -70

Oct '24 78.63 79.04 78.63 79.04 -18

Dec '24 78.51 78.79 77.56 78.08 -41

Mar '25 80.27 80.32 79.26 79.76 -29

May '25 81.32 81.49 80.51 81.02 -19

July '25 82.03 82.25 81.22 81.74 -20

Oct '25 - - - 78.54 -23

Dec '25 77.15 77.38 76.33 76.77 -35

Mar '26 - - - 77.59 -35

ICE estimated futures volume: 37,600

NY定期期近7月限は、前日と同程度で寄り付いた後、大きな動きなく横ばいに推移した。

米国での取引が始まると徐々に値を下げ、本日の安値を付けた。その後やや値を戻したが、最終的に前日比70ポイント安の81.72/LBにて引けた。推定出来高は37,600枚。

【相場要因】

比較的少ない取引量となった本日の綿花相場は、先週までの急落から一転落ち着きを見せ始めている。

綿花のファンダメンタルズでは、目新しい情報は少なく、技術的要因が相場の方向感を探る主な手掛かりとなっている。

紡績筋はどちらかというと様子見ムードのようで、現物商いは比較的静かだった模様。

現地明日24日に期近5月限の第一回受渡通知日を迎える。5月限の未決済建玉は約1,200枚。対して認証在庫は176,785俵（約1770枚）となっており、受渡期間中の大きな動きはないものと見られている。

市場参加者の注目は各綿種の新綿の状況に移っており、作況や天候等が注目されている。また7月限と12月限のスプレッドを気にしている者も少なくない様子。同限月間の値幅は本日の引け値で364ポイントの逆鞘となっている。

他商品相場を見ると、大豆、小麦、コーンといったシカゴの穀物相場は概ね強気基調となっているようで、一方、ココア、コーヒー、砂糖など、綿花を含むニューヨーク市場の商品は軟調な展開を見せ始めている。

また、本日の米国株式市場、原油価格も値を上げて引けている。

END.

2024年4月23日火曜日

NY FUTURES APRIL 22,2024

ICE No. 2 Cotton

April 22, 2024

Open High Low Settle Change

May '24 78.80 80.36 78.78 80.04 +135

July '24 81.12 82.58 81.06 82.42 +140

Oct '24 79.38 79.38 79.22 79.22 +65

Dec '24 77.65 78.61 77.64 78.49 +94

Mar '25 79.65 80.15 79.46 80.05 +92

May '25 80.74 81.28 80.60 81.21 +93

July '25 81.48 82.01 81.48 81.94 +87

Oct '25 - - - 78.77 +56

Dec '25 76.99 77.40 76.99 77.12 +30

Mar '26 - - - 77.94 +30

ICE estimated futures volume: 39,100

NY定期期近７月限は、寄り付き直後から値を上げはじめ、取引開始後９０分で本日の高値を付けた。

その後は同じ価格水準を維持しながら、小幅な値動きで横ばいに推移し、そのまま前日比140ポイント高の82.42/lbにて引けた。

推定出来高は39,100枚。

【相場要因】

直近の軟調な展開から一転、金曜日に続いて値を上げた。紡績筋が期近積み月を中心に買いや値決めのオーダーを入れたことが本日の相場の下支えとなったとみられる。

ファンダメンタルズを見ると、供給のタイト感が高まりつつあり、これも相場を下支えする要因となる。

米綿は期末のタイト感に加えて、認証在庫へ入れる方が国際市場での販売に比べて百姓にとって有利な状況にあることがさらにタイト感を強めている。

伯綿は今季クロップの供給が落ち着きを見せ始める一方で、新綿が出回るまではまだ時間がかかる。

一方で、技術的な視点でチャートを見ると、弱気基調がさらに続く可能性も捨てきれず、投機筋が依然ロングポジションを有していることもその可能性を支持する要素となる。

本日現地４月２１日週の米綿作付進捗報告が発表された。詳細は後述の通り。

全体的に、まだ始まったばかりといったところだが、カリフォルニアは５か年平均に対して、やや遅れがみられる。

テキサスでは、西テキサスを含め、週末にかけて降雨が観測されており、土壌湿度改善とともに作柄への良い影響が期待される。

現地今週水曜日には期近５月限の第一回受渡通知日を迎える。

米国農務省週間作付進捗報告の詳細は以下の通り。

Cotton Planted - Selected States

[These 15 States planted 99% of the 2023 cotton acreage]

-----------------------------------------------------------------

: Week ending :

:-----------------------------------:

State : April 21, : April 14, : April 21, : 2019-2023

: 2023 : 2024 : 2024 : Average

-----------------------------------------------------------------

: percent

Alabama .........: 5 1 3 3

Arizona .........: 30 25 42 41

Arkansas ........: 4 2 6 1

California ......: 14 5 20 36

Georgia .........: 3 1 4 5

Kansas ..........: - - - -

Louisiana .......: 4 - 5 5

Mississippi .....: 1 - 1 2

Missouri ........: 1 2 3 1

North Carolina ..: 1 - 1 1

Oklahoma ........: - - - 1

South Carolina ..: 1 1 4 1

Tennessee .......: 2 - 1 1

Texas ...........: 17 13 16 16

Virginia ........: 17 3 12 6

15 States .......: 11 8 11 11

-----------------------------------------------------------------

- Represents zero.

END.

2024年4月22日月曜日

NY FUTURES APRIL 19,2024

ICE No. 2 Cotton

April 19, 2024

Open High Low Settle Change

May '24 78.27 79.77 77.86 78.69 +59

July '24 80.71 81.57 80.20 81.02 +41

Oct '24 - - - 78.57 +44

Dec '24 77.49 78.04 77.26 77.55 +14

Mar '25 79.41 79.60 78.89 79.13 +3

May '25 80.48 80.67 80.25 80.28 -7

July '25 81.12 81.48 81.07 81.07 -7

Oct '25 - - - 78.21 +12

Dec '25 76.71 77.14 76.65 76.82 +14

Mar '26 - - - 77.64 +14

ICE estimated futures volume: 39,100

NY定期期近７月限は、前日と同程度で寄り付いた後、動意薄で小幅な値動きで横ばいに推移した。

米国での取引が始まると一時値を上げる場面を見せ、本日の高値を付けた。その後値を戻したものの、取引終盤にかけて緩やかに値を上げていき、最終的に前日比41ポイント高の81.02/LBにて引けた。推定出来高は、39,100枚。

【相場要因】

本日の出来高の少なさから投機筋のロングポジション清算がひと段落した、という見方もある。

CFTCレポートでは、前週比でロングポジションの解消が進んでいることが確認できるが、その一方で、投機筋が依然5万枚以上のロングポジションを有しており、更なる相場の下落に注意が必要。期近5月限は、現地今週4月24日に第一回受渡通知日を迎える。

綿花相場の下落に伴って、ベトナムやバングラデシュなどから、ブラジル綿を中心に買いの動きが確認されているが、インフレなどを背景に引き続き川下の製品需要は低調な様子。

綿花相場の急落に伴い、糸値も下落傾向にあるようで、紡績の利幅を狭めている。実需筋からは、綿花相場の価格安定を望む声も聞こえてきている。

カリフォルニアの一部地域では、今のところ植付に適した天候が続いているが、来週後半にかけて華氏70度以下の寒冷な気温が予想されている。一時的なものであれば問題はないが、しばらく続くようであれば、作柄への影響も懸念される。

一方、テキサスでは、週末の降雨によって土壌湿度改善が期待されている。

END.

2024年4月19日金曜日

NY FUTURES APRIL 18,2024

ICE No. 2 cotton

April 18, 2024

Open High Low Settle Change

May '24 79.65 79.93 77.41 78.10 -146

July '24 81.55 81.89 79.70 80.61 -72

Oct '24 79.34 79.55 78.13 78.13 -93

Dec '24 78.60 79.00 77.30 77.41 -113

Mar '25 80.18 80.21 78.97 79.10 -74

May '25 81.21 81.21 80.08 80.35 -56

July '25 81.52 81.55 80.78 81.14 -44

Oct '25 - - - 78.09 -31

Dec '25 76.89 77.05 76.06 76.68 -28

Mar '26 77.14 77.50 77.02 77.50 -7

ICE estimated futures volume: 71,800

５月限と７月限は強気に寄り付くと取引を通してじりじりと値段を下げる展開となった。

５月限は78セント、７月限は80セントを一時的に下回る局面も確認された。

最終的にはそれぞれ146ポイント、72ポイント安となり５月限が78.10/LB、７月限が80.61/LBで引けた。

【相場要因】

週間輸出成約報告は成約・船積とも堅調な結果となったが、すでに市場に織り込み済みであったと見られ、相場を下支えするには至らなかった。また成約を見ると、まとまった成約数量が確認されたのは中国向けのみで、そのほかは多くの揚げ地で比較的少量の成約が確認されたのみとなった。各国紡績による期近の当用買いが示唆されているとも言える。

出来高は堅調、未決済建玉の推移から５月限の手仕舞いが進んでいる。CFTCレポートによると未値決めの５月限の売り契約が減少しており、７月限の未値決め売り契約が増加している。紡績筋からの値決めが進むと同時に７月限への乗り換えも行われている。実需面では、アジア圏を中心に現物の当用買いが確認されたが、一方で生産者側は相場安で売り渋りの守勢をとっているとみられる。

その他穀物は区々。米国主要株と原油は値を下げる展開となった。

【週間輸出成約報告】

<2023/2024 Crop>

正味成約数量

アップランド 146,100俵（中国92,600俵、パキスタン9,600俵）＊キャンセル（コスタリカ600俵）

ピマ 2,700俵 (インド2,500俵、ブラジル400俵)＊キャンセル（イタリア500俵）

正味船積み数量

アップランド 266,700俵 (中国112,700俵、パキスタン46,700俵、ベトナム36,400俵)

ピマ 5,900俵（インド3,100俵、中国700俵、ブラジル700俵）

<2024/2025 Crop>

正味成約数量

アップランド 80,100俵 (ホンジュラス45,100俵、ペルー10,500俵)

ピマ 0俵

(2023-2024) (2024-2025)

=====current marketing year===== ====next year====

Week's net Week's Season's Season's Week's net Season's

Change in Export Export Total Change in Total

Commits Shipments Shipments Commits Commits Commits

==upland==

BANGLADESH 5.5 3.9 418.1 723.6 6.6 57.2

BELGIUM 0 0 0.4 0.7 0 0

BRAZIL 0 0.2 0.6 0.6 0 0

CHINA 92.6 112.7 3535.7 4373.7 0 0

COLOMBIA 0 0 5.9 7.4 0 0

COSTA RICA -0.6 0 36.3 87.2 0 20.0

DJIBOUTI AFARS-ISSAS 0 0 4.7 4.7 0 0

ECUADOR 0.0 0.4 30.5 41.3 0 0

EGYPT 0 0 5.1 5.6 0 0

EL SALVADOR 3.9 3.3 108.3 199.1 3.7 47.9

GERMANY 0 0 3.5 3.5 0 0

GUATEMALA 0.7 2.4 127.4 222.3 0.4 143.8

HONDURAS 0.2 2.5 140.2 240.6 45.1 128.4

HONG KONG 2.9 0 0 2.9 0 0

INDIA 2.9 1.6 53.8 64.3 0 0

INDONESIA 1.4 4.4 180.1 261.6 0 41.8

ITALY 0.5 0 0.9 2.3 0 0

JAPAN 0.4 2.5 42.1 85.2 0.6 6.3

KOREA REPUBLIC 0.1 3.3 50.7 90.5 0 16.7

MACAU 0 0 21.8 21.8 0 0

MALAYSIA 2.9 2.5 91.1 101.1 0 88.0

MEXICO 0.6 7.6 489.2 787.6 6.5 147.8

NICARAGUA 0.5 0 17.0 34.6 0 0

PAKISTAN 9.6 46.7 773.8 1510.2 6.6 299.2

PERU 3.8 4.7 64.5 127.6 10.5 11.9

PHILIPPINES 0 0 0 1.2 0 0

PORTUGAL 0 0 19.5 27.6 0 2.7

SINGAPORE 3.3 0 0.1 5.2 0 0

SWITZERLAND 0 0 3.3 3.3 0 0

TAIWAN 3.9 0.1 45.8 66.2 0 0

THAILAND 0.0 4.5 80.8 116.9 0 16.7

TURKEY 1.9 27.1 398.2 772.5 0 156.4

VENEZUELA 0.1 0 0 0.1 0 0

VIETNAM 9.0 36.4 883.4 1124.1 0 16.4

TOTAL KNOWN 146.1 266.7 7632.6 11117.2 80.1 1201.4

TOTAL UNKNOWN 0 0 0 0 0 0

GRAND TOTAL 146.1 266.7 7632.6 11117.2 80.1 1201.4

==pima==

BAHRAIN 0.0 0 0.1 0.3 0 0

BANGLADESH 0.2 0 0.2 0.5 0 0

BRAZIL 0.4 0.7 1.2 2.2 0 0

CHINA 0 0.7 87.2 99.0 0 0

COLOMBIA 0 0 1.3 1.9 0 0

COSTA RICA 0 0 0.9 0.9 0 0

EGYPT 0 0.4 5.1 5.6 0 0

EL SALVADOR 0 0 0.2 0.2 0 0

ETHIOPIA 0 0 2.0 3.7 0 0

GERMANY 0 0.1 0.3 0.4 0 0

GUATEMALA 0 0 0.7 0.9 0 0

HONDURAS 0 0 0.9 0.9 0 0

INDIA 2.5 3.1 62.9 86.9 0 0

INDONESIA 0 0.3 1.3 1.4 0 0

ITALY -0.5 0.3 1.2 5.9 0 3.3

JAPAN -0.1 0.1 2.0 2.4 0 0

KOREA REPUBLIC 0 0 1.6 1.6 0 0

MALAYSIA 0 0 0.3 0.3 0 0

PAKISTAN 0 0 12.2 17.6 0 0

PERU 0 0 7.6 8.9 0 0

PORTUGAL 0 0 0.3 0.4 0 0

TAIWAN 0 0 0.2 0.2 0 0

THAILAND 0.1 0 12.4 12.8 0 0

TURKEY 0 0.2 3.6 5.4 0 0

VIETNAM 0.1 0.1 16.9 22.0 0 0

TOTAL KNOWN 2.7 5.9 222.5 282.1 0 3.3

TOTAL UNKNOWN 0 0 0 0 0 0

GRAND TOTAL 2.7 5.9 222.5 282.1 0 3.3

END

2024年4月18日木曜日

NY FUTURES APRIL 17,2024

ICE No. 2 Cotton

APRIL 17,2024

Open High Low Settle Change

May '24 81.27 81.94 79.03 79.56 -173

July '24 83.09 83.79 80.91 81.33 -176

Oct '24 - - - 79.06 +1

Dec '24 79.20 79.36 78.32 78.54 -60

Mar '25 80.39 80.58 79.67 79.84 -62

May '25 81.39 81.47 80.80 80.91 -55

July '25 82.07 82.07 81.44 81.58 -49

Oct '25 - - - 78.40 -40

Dec '25 77.47 77.47 76.79 76.96 -30

Mar '26 - - - 77.57 -44

ICE estimated futures volume: 53,800

５月限、７月限は小高く寄り付くと横ばいで推移し、アメリカ時間には下値を試す展開となった。

それぞれ173ポイント、176ポイント安で79.56/LB、81.33/LBで引けた。推定出来高は53,800枚。

【相場要因】

綿花相場は、期近限月を中心に弱気基調で続落した。５月限の第一回受渡通知日まで残り５セッションとなり、乗り換えは進んでいる様子。５月限の未決済建玉は5,065枚減少し、14,315枚となっている。7月限と12月限のスプレッドは279ポイント逆鞘となっている。また引き続き認証在庫が積みあがっており、本日は前日から2,269俵増加し、171,700俵となっている。

綿花独自の要因を欠く中で、中東の地政学的リスクのみならず、米国の利下げ観測の後退が、商品相場から米国通貨への資金流入させる要因となっている。原油は５か月ぶりの下げ幅で下落した。下げ相場により米綿を含む実需の動きは活発化しつつあると見られ、現地時間明日発表される週間輸出成約報告にも注目が集まっている。

END

2024年4月17日水曜日

NY FUTURES APRIL 16,2024

ICE No. 2 Cotton

April 16, 2024

Open High Low Settle Change

May '24 83.07 83.40 79.50 81.29 -164

July '24 85.15 85.58 81.44 83.09 -206

Oct '24 80.50 80.50 79.00 79.05 -251

Dec '24 80.54 80.92 78.14 79.14 -143

Mar '25 82.07 82.12 79.50 80.46 -132

May '25 83.08 83.14 80.81 81.46 -132

July '25 83.61 83.77 81.50 82.07 -133

Oct '25 - - - 78.80 -96

Dec '25 77.96 77.96 76.90 77.26 -59

Mar '26 78.19 78.19 77.50 78.01 -59

ICE estimated futures volume: 76,100

5月限は寄り付きから動意薄で推移し、アメリカ時間の早朝から弱気基調で値を下げる展開となった。7月限も同様で200日移動平均線の下で推移する展開となっている。最終的にはそれぞれ、164ポイント、206ポイント安の81.29/LB、83.09/LBで引けた。推定出来高は76,100枚。

【相場要因】

綿花相場は独自の目新しい要因を欠いたが、西テキサスなど米国綿作地に降雨が観測されたことや今後も降雨が予報されており、土壌湿度改善につながる期待から弱材料となった。

出来高は堅調で、５月限の未決済建玉は6,265枚減少し19,380枚となっていることから、現地4月24日の第一回受渡通知日を前に期近限月の乗り換えやポジション整理が進んでいる。

綿花相場の下落により、米綿を含む各綿種の価格が紡績筋の目標価格水準まで下がってきたことで現物取引の活発化も予想される。しかしながら売り手にとっては依然厳しい採算での商売となることが見込まれる。

中東情勢がもたらす緊張感は、株式市場にも影響しているとみられるが、米国主要株はまちまちの結果となった。

また、連邦準備制度理事会パウエル議長が高水準の金利を長期間維持する必要がある可能性に言及したことでドルが強含み、このことも綿花を含む商品相場の軟調な展開の一因となったともみられる。

END

2024年4月16日火曜日

NY FUTURES APRIL 15,2024

ICE No. 2 Cotton

APRIL 15,2024

Open High Low Settle Change

May '24 82.60 84.27 82.60 82.93 +31

July '24 84.65 86.20 84.43 85.15 +56

Oct '24 81.92 81.92 81.56 81.56 +62

Dec '24 80.03 81.31 79.85 80.57 +46

Mar '25 81.04 82.43 81.04 81.78 +53

May '25 82.60 83.35 82.60 82.78 +53

July '25 83.34 83.89 83.25 83.40 +44

Oct '25 - - - 79.76 +36

Dec '25 77.89 77.98 77.75 77.85 +16

Mar '26 78.50 78.60 78.50 78.60 +16

ICE estimated futures volume: 51,000

５月限は寄り付き直後に安値をつけ、取引を通して強気に推移した。一時、84セントを突破する局面もあったが、最終的には31ポイント高の82.93/LBで引けた。７月限は小高く寄り付くとすぐに安値を付けた後、緩やかに値を上げ、しばらく横ばいに推移した。その後はアメリカ時間早朝から再び強含み、85セント付近を支持線として推移した。最終的には56ポイント高の85.15/LBで引けた。推定出来高は51,000枚。

【相場要因】

２週間ぶりに低調な出来高となった綿花相場は、同じく２週間ぶりに全限月が値を上げて引ける展開となった。

中国やベトナムを中心に実商いが報告される傍ら、乗り換えや５月限のポジション整理が進んだ様子。

5月限のオプション最終取引日に行使されたプットオプションによる売り越しの定期を買いもどす動きから強気基調になったとみられる。また、値決めの動きも確認されている。

米国小売売上高が発表され、市場予想を0.4％上回ったことが好感された見方もあるが、綿花との関連性が強い衣料品セクションでは先月比で1.6％マイナスとなり、繊維製品の需要回復の見通しは依然不透明。緊迫しているイランとイスラエルの中東情勢は商品相場への影響が予想されており、市場参加者の注目を集めている。米ドルインデックスは上昇、米国主要株は軒並み値を下げた。

インドの天候について、今季最初の長期予報が発表された。モンスーンによる降雨量が例年に比べて6%ほど多くなる見通しで、インド綿の生産増に繋がることが予想される。

【米国作付け進捗】

テキサスの綿作地を中心に慈雨が観測されており、西テキサスでは昨年比で生産量増が見込まれているとのこと。

先週比でアリゾナにおける作付け進捗が9％進んでいる。

Cotton Planted - Selected States

[These 15 States planted 99% of the 2023 cotton acreage]

-----------------------------------------------------------------

: Week ending :

:-----------------------------------:

State : April 14, : April 7, : April 14, : 2019-2023

: 2023 : 2024 : 2024 : Average

-----------------------------------------------------------------

: percent

Alabama .........: 2 - 1 1

Arizona .........: 19 16 25 30

Arkansas ........: 1 - 2 -

California ......: - - 5 18

Georgia .........: 1 - 1 2

Kansas ..........: - - - -

Louisiana .......: 2 - - 2

Mississippi .....: - - - 1

Missouri ........: - - 2 -

North Carolina ..: - - - -

Oklahoma ........: - - - 1

South Carolina ..: - - 1 -

Tennessee .......: 1 - - -

Texas ...........: 12 8 13 14

Virginia ........: 6 - 3 1

15 States .......: 7 5 8 8

-----------------------------------------------------------------

- Represents zero.

END

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